「地の米・地の水・地の気候と風土」で醸してこそ真の地酒たりうるのだと利守酒造は考えます。
酒蔵のある“赤磐(あかいわ)市”は、昔から酒米(酒造好適米)「雄町米(おまちまい)」の中でも最高品質の産地として知られているが、有機を好み、病害虫に弱く、背丈が160㎝になる「雄町米」は栽培が難しく収穫量が少ないため、農業の近代化(機械化)とともに生産量が減り、いつしか“幻の米”となっていた。
この“幻の米”「雄町米」を復活させたのが当社現社長利守忠義です。
当社が農家に所得保証を行いリスクを背負い「雄町米」の栽培をスタートさせ、その後、良質米推進協議会を発足し、酒蔵と農家、農協、農業試験場、行政が一体となって「雄町米」を今日に復活させました。
復活させた「雄町米」を使用した大吟醸酒「赤磐雄町(あかいわおまち)」は、全国に「赤磐雄町」の名と共に「雄町米」の名を知らしめ、現在も「雄町米の酒」として、国内外において広く人気を得ています。現在では「オマチスト」と呼ばれる「雄町ファン」　も増えています。
これらの取組が評価され2020年1月、利守忠義が栄えある「山陽新聞賞」を受賞致しました。

Toshimori SAKE Brewery is a brewery located in Akaiwa- city (former Karube village) of Okayama Prefecture, and founded in 1868. We are not a big brewery, but have been in pursuit of "Authentic local sake" and have brewed sake that only we can make.